名門コースでの開催決定! 第88回(2020年)日本プロゴルフ選手権大会が、栃木県日光市の日光カンツリー倶楽部(7061ヤード・パー72)で開かれることがPGAチャンピオンシップ サミット2017第2部で発表され、調印式が行われた。
東京五輪イヤーの2020年は、歴史と伝統ある名門コースで開催したい。そんな思いを抱き続けていたという日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長は、足繁く日光カンツリー倶楽部へ出向いた。
日光CCは日本を代表するコース設計家であり、名匠と言われる井上誠一氏が設計し、1955年(昭和30年)に開場。1965年のアジアアマチュア選手権をはじめ、1996年に日本アマチュアゴルフ選手権、2003年に日本オープンゴルフ選手権、2005年には4カ国チーム選手権など大きな大会の舞台になっている。
「日本オープンを開催したコースで日本プロゴルフ選手権も開催したコースはありませんでした。だからこそ、ぜひ名門コースで東京五輪(のゴルフ競技)が開かれる2カ月前に開催したい思いがあった」と倉本会長。2018年大会は千葉県で3年ぶりの開催、2019年大会はかつてカシオワールドオープンが開かれていたコースに決定しており、それに続く開催コースに相応しい舞台として白羽の矢を立てた経緯を調印式の前に話した。
「これまで大きな大会を開催して来た経験を活かし、コース開場65周年の節目でもあり、スタッフ一丸となって精一杯努めて行きます」と日光CCの松本典文理事長は熱い胸の内を語った。
和やかに調印式が行われ、「日光CCとしっかり手を取り合い、20年の大会開催に向けてプロゴルフ選手権のセッティングに仕上がれていけば」と倉本会長は抱負をそう口にしたのだった。
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