最終プロテストの第3ラウンドは、コースに吹き続けた風がようやく止み、曇天下で熱戦が繰り広げられた。通算4アンダー2位タイから発進した蛭川大樹が67の好スコアをマークし、通算8アンダーで単独首位の座を奪った。1打差の通算7アンダー・2位には68にスコアをまとめた杉山知靖が着け、さらに1打差の通算6アンダーには小浦和也、山内拓也、大塚智之が並ぶ。
コースコンディションが良くなったことで、アンダーパースコアをマークする選手が続出。前日はアンダーパースコアの選手が13人だったが、第3ラウンド終了時点では22人に増え、首位と4打差圏内の9選手がひしめく。第4ラウンドで頂点に立ち、来年の日本プロゴルフ選手権出場資格、そして日本プロスポーツ大賞の新人賞を獲得するのは誰か。
第3ラウンド(54ホール)終了後、50位タイのスコアから10ストローク以内の選手が第4ラウンドに進出。通算14オーバー、129位タイまでの132選手が明日、ティーオフする。
なお、首位選手が複数の場合は1番、9番ホールを使用し、1ホール毎のプレーオフで覇者を決定する。