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トーナメントプレーヤー

<3R>藤島は心技体のバランスが整い、あとは「勝つしかない」

2016年09月01日
fujisima

 第1ラウンド74、第2ラウンドは71、そしてこの日の第3ラウンドでは6バーディー・1ボギーの66を叩き出したのは藤島晴雄。通算3オーバー・42位タイから通算2アンダー・12位タイまでジャンプアップし、明日の第4ラウンドで再びビッグスコアをマークしたなら「逆転のトップ合格」が視野に入って来た。

 

これまでは日程が合わず、プロテストを受験できなかったが、今年はようやくスケジュール調整ができ、32歳になったこともあって初受験。九州地区のプレテストでトップ通過を果たして、最終プロテスト出場資格を得た。その一方でJGTOチャレンジトーナメントにも出場しており、6月に行われたLANDIC CHALLENGE 2016で5位タイの好成績を挙げている。


「今年は心技体すべてのバランスが整い、落ち着いてゴルフが出来ています。調子も上がって来ているので、あとは勝つだけだと思っています」と藤島。手打ち気味だったパットストロークを修正。両肩を積極に動かすことでパターヘッドを動かすように練習していた。第1、第2ラウンドではその成果が思ったほど出なかったが、第3ラウンドで実を結んだ。「距離のあるバーディーパットが4回、パーパットが1回入ったことでゲームの流れが良くなり、好スコアにつながりました。


 明日は勝負の第4ラウンド。「自分のゴルフをすれば、今日のようなスコアをマークできると思っています」。藤島はラウンドの疲れを見せず、ホールアウト後ドライビングレンジへ直行し、納得行くまでボールを打ち続けた。逸る思いを沈めるかのようなその姿は、勝利への執念がみなぎっていた。