2016年度PGA資格認定プロテスト・最終プロテストの第1ラウンドは、午前7時30分からアウト・インコースそれぞれからティーオフ。1番組がスタートした時点は晴天だったが、その後、風が吹き始め、一時的に土砂降りとなる異常な天候に見舞われた。
参加151名の選手たちは、PGAトーナメントプレーヤーの資格が与えられる50位タイ以内を目指し、真剣な眼差しでボールに対峙した。
第1ラウンドで首位に立ったのは4アンダーの鶴見大樹、小浦和也、渡名喜翔の3選手。鶴見は6バーディー・2ボギー、小浦と渡名喜は4バーディー・ノーボギーのゴルフを展開してのトップ発進となった。
1打差の3アンダー・4位タイに黒木紀至、今村勇貴、松田一将の3選手が続き、さらに1打差の2アンダー・7位タイに坂田俊介、上野晃紀、1アンダー・9位タイには櫻井勝之ら16選手が着けた。
アンダーパースコアをマークした選手は計24選手。1オーバー・42位タイ、2オーバー・60位タイ、3オーバー・83位タイ。天候やピン位置、コースコンディション等を考慮して、第4ラウンドで50位タイ以内に食い込むためには、通算3アンダーが目安になる。
最終ホールで、ボールがカップインするまでゲームは終わらない。諦めない、忍耐が強いられるのは、まだまだこれからだ。そして、奇跡は起きるのではなく、起こすためにある。