「今日は一日、アイアンショットが切れていました」。6バーディー・3ボギー69でフィニッシュした高橋慧選手。アンダーパースコアをマークしながら、少し不満そうな顔だった。
「ドライバーは曲がらず、フェアウエイサイドの林に捕まることはありませんでした。パー3ホールで2バーディー、ホントはもう二つ獲れそうでしたが、獲り切れませんでした。アイアンショットがピン筋に飛んでくれていたので、前半4バーディーを奪った時点ではもっとスコアを伸ばせると思ったのですが」と高橋選手は唇を噛みしめた。
最終パー5ホールではドライバーショットが右ラフに捕まった。「ツーオンできる残り距離でしたから5番ウッドで狙ったのですが、それがミスショットになり、寄らず入らずのボギーにしてしまいました」。上がりホールでのボギーが、この日の6バーディー奪取の余韻をすべて打ち消した。その悔しさを晴らすためにも、パー5ホールで堅実にバーディーを量産して行くしかない。「明日はパー5で(バーディーを)獲って、パー4は耐えて、パー3でもバーディーを獲りたい」と松原選手。8アンダーが、明日の目標スコアだ。