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トーナメントプレーヤー

<1R>5アンダー2位の松原は、ホール攻略に緩急をつけて戦い抜きたい

2017年09月05日
17PGAプロテスト1R619

 

最終プロテストに向けて2回ほど練習ラウンドを行なった。「難しいホールロケーションだけに、無理なプレーだけは避けよう。ドライバーで攻めるよりもポジショニングを優先させよう」。心にそう決めて臨んだ第1ラウンド。3ホール目のバーディーパット2メートルを沈め、4ホール目は3メートルを決めて2アンダー2位とした松原大輔選手(22歳・フリー)は、堅実なプレーに徹し続けた。

「ピンチらしいピンチは2メートルほどのパーパットを2回打ったことですね」

 ゲームの流れを変えてしまうかも知れない一打を確実にカップにねじ込めた。5バーディー・ノーボギー67でフィニッシュ。

17PGAプロテスト1R621

「フェアウエイキープ率は60%くらいでしたが、ライが悪い時は無理をせず、パー5でもレイアップしてボギーを徹底的に避けられました。テスト合格を果たすことはもちろんですが、ラウンドを重ねるごとにパフォーマンスを上げて行き、最終ラウンドでトップ争いを繰り広げられる順位に着けたいです」。

 松原選手はティーショットでドライバー、3番ウッド、ユーティリティー(ロフト17度)を巧みに使い分け、ホール攻略に緩急を着けてプレーしている。落ち着いたゲーム運びをあと54ホール続け、その結果を待つ。