「暗くなってグリーンが見えない方がいいのかもね」。
羽川豊(58)が通算7アンダーで上がった。第3ラウンドを終わった選手の中では2位のスコアになった。最終18番のグリーン上でプレー中断のサイレンを聞いた。このホールはパーだったが、薄暗くなってきた16番で左10メートルのバーディーを沈め、17番では第2打で1メートルにつけて連続バーディー。途中の雨による中断では、再開した10番で1・5メートルにつけるバーディーを奪うなど、後半調子を上げた。
「あの中断がよかった。ボトボトになっていたかもしれないから」という。
初日から徐々にスコアを上げてきている。
「パットが入ってくればね。入りだしたら65ぐらいが出そうなんだけど、その内容を出せるショットがカギかな。1ピンぐらいのチャンスをつくれればいいんだけど。まあ、最後は締めましょう」と、明るい表情をみせていた。