昨年覇者の室田淳(61)が意地を見せた。この日68で回って通算5アンダーとスコアを伸ばし、第3ラウンドをホールアウトした選手の中ではトップ。順位も大幅に上げた。
14番で中断、再開後、果敢な攻めを見せた。15番で4メートルを入れ、16番は第2打を突っ込んで上1・5メートルとバーディーを奪った。最終18番パー5でもグリーン手前からの第3打でピンの根元に落として3メートルほどオーバー。バーディーパットは「上りになると届かないパットが続いている」と、届かそうとして体が先に動いてしまう最近の悩みがでて外したのが、悔しいところ。ホールアウト直後にボードを見て「マークセン、14アンダーにしたか(11番終了時)。束になってかかってもだめだな」と、マークセンの勢いにうなっていた。