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シニアツアー

<News・2R>飛ぶ秘訣は?腕!と高見は、スコアを3つ伸ばして5位浮上

2016年10月07日
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 高見和宏(56)が「ワンピンぐらいのパットが1つも入らない!」と言いながらも、この日3つスコアを伸ばして通算6アンダーの5位に浮上した。「短いのが入んないのに、変な長いのが2発入った」というのが、8番で左手前から―から8メートル、10番で右から―から8メートルと両方ともパターで入れた。


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 「ここ最近では今が一番体調がいい」というのが、うれしい。2013年にカートから落ちて左肩を痛めて以降、成績は今一つ。トレーナーに体を管理してもらって「特に肩と腰をやってもらっている」という。体調がよくなって振れるようになってきた。クラブを替えたこともあるが「球が飛んでいる」という。「(同組の)ミノザといい勝負だったし、奥田靖己から『なんでそんなに飛んでんの?』と何度も聞かれるから『腕だ』って答えておいたよ」と笑った。


 決勝ラウンドに向けて抱負を聞くと「打倒マークセン」。どうすれば勝てる?「うーん、米国のチャンピオンズツアーに行ってもらう」。違うでしょ。「だれかに勝ってもらう」。それも違うでしょ。「もっとオレが良くなるまで待ってもらう」。待てない。マークセンが9アンダー止まりだが。「え? 18番落としたの? じゃ、死んだふり作戦」。さて、残り2日間、どんなプレーを見せるだろうか。