増田都彦(51)が5アンダー67をマークして2位につけた。「久々にいいゴルフでした」と振り返るように、7バーディー、2ボギー。インスタートの11番で先にボギーとしたが、12番で2メートルを沈めてから「パットが入りましたねえ」と、5、6メートルのパットが面白いように決まった。6番で2つ目のボギーも、最終9番ではアプローチで20センチに寄せた。
「予選を通過したいと思って、謙虚にやった結果です」と笑う。シニアツアーでは予選落ちのない試合が多い。「そうなると、攻め一辺倒になるんです。ボギーにしたら、取り返そうとしてまた無理してボギーにする悪循環。そんな試合が多くていつも初日がボロボロという感じだった」という。今回は予選落ちがあるため、攻めてばかりはいられない。「ボギーにしても我慢しようという気持ちでやったのがよかったのかも」と、スコアも気の持ちようらしい。
午後スタートだったので不安があったショットについて、父光彦プロに電話でアドバイスをもらった。「それで落ち着いたのかもしれません」と感謝する。「あと3日ですけど、まずは予選通過という謙虚にやります」と、強調していた。