現在賞金ランキング1位のプラヤド・マークセン(50=タイ)が6アンダー66で回り、シニアツアー3戦連続優勝へ好スタートを切った。「パットが入れば、8、9アンダーは出たと思う」というように、ショット好調でチャンスがたくさんあった。「グリーンがスローだった」と、レギュラーとの掛け持ちのため違和感はあったようだが、それでも飛び抜けた飛距離で圧倒した。
この日は4バーディー、1イーグル。インスタートで18番パー5では第2打を曲げてグリーン右手前の木に当ててラフに止まった。「40ヤードぐらいだった」という第3打がチップイン。同伴の平石武則とハイタッチを交わすなど、9月のコマツオープン、日本シニアオープンを制した勢いは健在だ。
来年の米シニア、チャンピオンズツアーの出場権を争う最終予選会やレギュラーツアーに出場する予定があるため、この大会が今期の日本シニアツアー最後になるかもしれないという。「優勝のプランは、毎日4、5アンダー出せれば」という。すでに貯金ができた。