重信秀人(61)が1番から4連続バーディーの好ダッシュをみせるなど、4アンダーでホールアウトした。「花火を上げたよ」と、1番で3メートルを沈めてから、2番4メートル、3番1メートル、4番4メートルと打てば入った。「4ホールで今日が出来上がりやったね」と笑った。5番からは4ホール連続でグリーンを外し「いつもなら4バーディー、4ボギーになるところが、寄せワンでしのげたのが効いたね」と、振り返った。
先週の60歳以上のシニアで争う「ユニデングランドシニア」で初日首位ながら最終日に熱中症のような症状になって体調不良で優勝を逃した。「治療をして少しずつ良くなっているけど、まだ回復していない。ただね、体調が悪いから無理しないし、ミスしてもあまり自分を責めないで済むのがいいのかもしらんね」と、アクシデントをプラスに変えた。この大会はカート乗用可になったが「知らなくて、スタート前にローカルルールを見て、1人で喜んでいた。歩きだったら持たなかったかも」と話した。
「一日アンダーかける4日間がチャンピオンスコア。僕にはそんな目標はないけど、今日もゴルフができてよかった」と、なによりこの場に立てた満足度の方が高いようだった。