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ライバルの選手と一緒になって優勝を意識してやったのがよかったと松原[/caption]
女子個人は関西チームの松原由美(大阪学院大高3年)が第1回大会の優勝者に輝いた。第1ラウンドの残りを10番グリーン上から再開して3アンダー68をマークした。「同じ組の子(小倉彩愛=中国チーム)がよかった(67)けど、あまり意識しないようにやりました」という最終ラウンドは、2番で4メートルを沈め、5番では50センチ、4番パー3(297ヤード)では8番アイアンで「入りかけました」と20センチにつける連続バーディーで小倉を突き放し、通算6アンダー101で逆転勝ちした。
JGAナショナルチームには2012年後期から入っている実力者。「ゴルフでは団体戦があまりない。いつもライバルの選手と一緒になって優勝を意識してやったのがよかった」と、団体戦効果があったよう。今大会では「ラッキー-もあったけど、もったいないこともあってプラスマイナスゼロの感じのゴルフでした。マネジメントがよくないからチャンスをものにできない。もっと完璧なゴルフを目指したい」と意欲的だ。
高校3年生で、来年はプロテストを受ける予定。「すばらしい大会に出させてもらって、この結果は励みになります」と、日本ジュニア12―14歳の部連覇(12、13年)はじめ、数々のタイトルを手にしてきた逸材は、次のステージを目指す。