藤本佳則(26)が8アンダー64のコース記録(初日武藤俊憲)に並ぶ高スコアで、一気に通算7アンダーに浮上した。通算1オーバーからスタートし1番パー5で2メートルのバーディーから快進撃がスタート。5、8番で摂って前半を33で折り返し、後半も11番OK、12番では9メートルを入れる連続バーディーを奪い、終盤の15、17,18番とバーディーラッシュで「最近ショットが良くなっていたんで、あとはパットだけかなと思っていました。グリーンのスピードは昨日までより合ってきました」と振り返った。
折り返したころは、最終組のスタート直後だったので、スコアボードもぐんぐん上がった。18番にもスコアボードがあるが「1個でも縮めておいたほうがいい順位で上がれるので、ボーッと見ていただけです」と、目の前の3メートルのバーディーパットに集中していた。
「今日は嫁さんの誕生日だったのでバーディーが取れましたね」と笑った。優勝をプレゼント?「シナリオ的にはいいですけど(笑い)。絶対的に差があるんで、さすがに(逆転の)自信があるとはいえないですね」と、話していた。