リオデジャネイロ五輪ゴルフ代表を争う3人が、不満足なスタートになった。代表圏内で大会ホストプロでもある池田勇太(30)は、インで41をたたくなど5オーバー77で114位と出遅れた。「別に悪いショットをしている訳じゃない。ショットはみんなピンをさしているし、ちょっとオーバー、ショート。何が悪いのか分からない。明日は流れが変わってくれるといいんですけど」と、首をかしげた。
もう1人代表圏の片山晋呉(43)も同じく5オーバーに「調子、ずっと悪いから。きっかけがないですねえ。いろいろやってもその時だけ良くなるだけで、違うんでしょうねえ」と、こちらも首をかしげる。
この大会に優勝すれば、世界ランクで逆転して代表入りの可能性のある宮里優作(36)は3オーバー75で80位発進。「パッティングのセットアップが悪く、ボールから離れて立っていた。後半になって気づいてからラインに乗るようになったけど」と振り返り「(首位武藤の)8アンダーはすごいですよ。優勝するのは厳しい状況かもしれませんが、徐々に上がって行ければ」と、もちろんあきらめていない。