第2回大会覇者で「僕にとっては回りやすいコース」という倉本昌弘(61)が、連続バーディースタートから7アンダー65に伸ばして首位に立った。1番では第2打を50センチ弱につけて幸先よくバーディー。アゲンストの2番では第2打を左2メートルにつけた。3番で左バンカー、グリーン左手前のバンカーを渡り歩いて、1・5メートルのパーパットを残したが、しぶとく沈めてピンチを切り抜けたことが大きかった。その後も2~3メートルのパットを次々と決め、最終18番パー5では第2打ピンまで残り233ヤードを5番ウッドで2オン。7つ目のバーディーを奪った。
この日も名物の風が午前中は強かった。カギを握るのは「あす以降も風」という。このスコアのペースで?「3日間7アンダーなら21アンダー…行くわけないじゃない、無理でしょ(笑い)。トップ10を目指しますよ。今の自分の状態を考えるとね」と控えめだった。