羽川豊(58)が前半快進撃で一時は首位に迫った。通算1アンダーからスタート。1番でメートルを入れて波に乗り、2番で1メートルを入れる連続バーディー発進。5番で8メートルを沈めてからは3連続バーディーと、7番までに5つスコアを伸ばし、通算6アンダーに。この時点で首位マークセンに1打差2位に浮上した。「今日はパットが久しぶりに入ったのよ」というように、長いパットを放り込んだ。悔やんだのは9番。「完璧に入ったと思った」バーディーパットがカップにけられて、10番も同じようにけられた。
「あと1個取れていれば」と、そこで失速。11番で1メートルを外すなど後半は最終18番でようやくバーディーを取ったが、14番では第2打を右にOBするダブルボギーなど、結局通算3アンダーで終えた。
「展開なんだよね。早めに1つとれていれば、14番もあんな狙い方しない。右OBなんて全く気にしないで打ってるもんな。甘いよなあ、甘い」と反省。それでも「パターさえ入れば面白くなる」ということをあらためて感じていた。