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シニアツアー

<富士フィルムシニア・1R>首位の加瀬は、明日マークセンと最終組でプレーで、ガチ勝負をしたい!

2016年11月03日

 最終18番パー5でボードを見た加瀬秀樹(56)は少し緊張し、だいぶヤル気が出た。「バーディー取って、マークセン(4アンダー)と最終組で回りたかった」という。第2打をグリーン手前の花道に運んだが、アプローチが2・5メートルほどショート。「なんとか入れたかったね。入ってよかったよ」と、沈めて4アンダーとし、マークセン、三好と首位に並んだ。1番パー5では2・5メートルに2オンしてイーグル発進し、12番で4アンダーにした。17番でグリーンエッジから3パットして一歩後退した直後だっただけに、ほしかった18番のバーディーだった。

 「マークセンとはシニアになってから1度も回ったことがない。レギュラーツアーでもほとんど回っていないと思う。実は、マークセンが日本ツアーに来る前年、中国でテレビマッチがあって初めて一緒に回った。その時に、こいつすげえなと思ったね。日本に来たらすぐシード取れるって思った」と振り返る。

 「柔軟性や技術がある。シニアになってどんな動きをしているのか、見てみたかった」と、今回が絶好の機会と思った。

 「明日が楽しみ。ガチ勝負だな」と、「生マークセン」との対決を思い描いていた。