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シニアツアー

<富士フイルムシニア・1R>レギュラーツアーは引退!シニアに人生をかけたい鈴木の本気度

2016年11月03日

「また来ましたねえ。望むところです」と意気込んだのは、3アンダー69で4位スタートの鈴木亨(50)だった。ホールアウトした時点ではまだマークセンは下位にいたが、練習を終えたころにはトップに並んでいた。

マークセンを意識するには理由がある。今季、マルハン、日本シニアオープンと、優勝争いをしながら敗れている。同じ今季シニアデビューの同年齢だけに、そうそう負けられない。「先週、レギュラーツアーのサードQTに落ちて、レギュラーツアーを終了することにしました。妻と引退式をして、これからはシニアに全力を投球しようと思います。シニアに人生をかけたい」と誓ったという。

そのためにも「残る4つ勝つつもりにならないと(賞金王争いで)マークセンを抜けない」と意気込む。

 この日のゴルフは「最悪でした」と振り返ったが「初日だし、安全に行った」とボギーは14番での1つだけ。13番パー3では第1打を「右に出てさらにスライスして」と、ピンまで30ヤードほど右に大きく外したが、それをチップインでバーディーにした。

「調子が悪いからとかじゃなくて、強い気持ちで行きます」と、マークセンとの3度目の対決での優勝を目指す。