6アンダー単独首位の米山剛が2連続バーディー奪取の好スタートを切った。初優勝に大きく近づいたように思われたが、そんな米山を渡辺司、真板潔が猛追。最終組が8番ホールを終えた時点で真板が通算10アンダーで首位の座を奪い、14番ホール終了時点では通算10アンダーで真板、渡辺が首位並走。米山は1打差の通算9アンダー・2位。
熾烈な優勝争いが繰り広げられた。真板は16番ホールでボギーを打ち、通算9アンダーでフィニッシュし、最終組を待った。
最終組の渡辺が17番ホールのティーショットをOBエリアに打ち込み、ダブルボギーでホールアウト。クラブハウスリーダーの真板が逆転首位。初優勝の期待を集めた米山はバックナインでスコアを伸ばし切れず、渡辺は最終18番ホールでボギーを叩き、ともに通算7アンダーでフィニッシュ。真板が通算9アンダーで2位に2打差をつけての逆転優勝を飾った。
2位タイには白潟英純、尾崎直道も食い込み、通算6アンダー・6位には白浜育男が入った。前年大会覇者のG・マイヤーは通算1アンダー・24位タイに終わった。