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シニアツアー

<KBCシニアオープン・FR>九州男児のシニアルーキー白潟が自己ベストフィニッシュ

2016年10月15日

 福岡県北九州市の自宅から開催コースの福岡セヴンヒルズゴルフ倶楽部まで車でおよそ90分。シニアルーキーの白潟英純にとって「ほとんど地元」で自己最高成績2位タイの成績を挙げた。

 首位と1打差の通算5アンダーでスタートした白潟は、前半でスコアを2つ伸ばしてハーフターン。後半のプレー次第では逆転優勝のチャンスを残していた。

「後半に入ってからグリーンが一段と速くなり、パー5ホールの3打目のアプローチを寄せ切れなかったり、アイアンショットでバーディーチャンスに着けられなかったりしたのが悔やまれます。友人や後輩プロたちが応援にせっかく来てくれたのに、(初優勝の)期待に応えきれなかったのも残念です」

 結局、後半9ホールはすべてパープレーに終わり、シニア初Vを飾れなかったが、通算7アンダー・2位タイで賞金ランキング55位に浮上。「僕はコマツオープンのデビューからこの試合でシニア3戦目。残り4試合で賞金シード権を得られる30位以内に入ることを目標にしているので、このベストフィニッシュで弾みが着きました。最終戦まで頑張りますよ。九州で開催される最終戦で、笑顔になりたいですからね」

 シニア初シード入りを目指す九州男児・白潟のモチベーションはさらに高まった。賞金ランキング順位によるシード権獲得よりも、初Vで一気にシード権ゲット!を実現して欲しいと願うファンも少なくないはずだ。