夏の青空が広がり、気温33度、東の風3・6m/sが吹く中、アンダーパーのスコアをマークした選手は25人。そのトップに立ったのは6バーディー・1ボギー67をマークした奥田靖己とフランキー・ミノザ。1打差の4アンダー・3位タイで尾崎直道、白浜育男、中西信正が追走する。
前年大会覇者の室田淳は1アンダー・19位タイ、熾烈なシニア賞金王争いを繰り広げている崎山武志、プラヤド・マークセンはともにイーブンパー・26位タイで第1ラウンドを終えた。
14年日本プロシニア以来のシニアツアー通算4勝目を狙う尾崎直道は「前半は1メートルのパーパットにも痺れていたけれど、今日のこの結果は楽しみだし、明日が終わって優勝争いが出来る順位に居られたらいい。前向きな気持ちでいられているし、前向きにやろうとしているのは、自分でもいい方向だと思っている」とかなりの手応えを感じている。 ツアー後半戦を占ううえでも重要な一戦に位置付けられている。それだけに、明日のムービングサタデーで順位が大きく入れ替わる可能性は大きく、コースに足を運んだギャラリーには忘れられない一日になるはずだ。