シニアルーキーが、ついに本領発揮！ シニアツアー参戦３試合目、６ラウンド目に１イーグル・６バーディー64、８アンダーのシニア自己ベストをマークしたのが鈴木亨。「４回ほどピンチがありましたが、ラッキーやいい形で流れてパーセーブでき、ボギーなしは大きかった。シニア入りしてボギーは打たないものの、バーディーもなかなか取れないラウンドが続いていました」と大会初日の好スコアを鈴木は振り返った。
３打差の５アンダー・２位タイには大会２連覇が掛かる崎山武志、高見和宏。さらに１打差の４位タイには、那須霞ケ城チャンピオンシニアに続く２試合連続優勝の期待を集める真板潔をはじめ、湯原信光、清水洋一、Ｐ・マークセンらショットメーカーの名が連なる。
第１回大会の優勝スコアは通算12アンダー、昨年の第２回大会は通算13アンダー。そして今年の第３回大会は最多スコア更新のムードだが漂う。最終組の３人の熾烈な戦いに加え、猛チャージでビッグスコアをマークする選手が最終日に必ず現れるからだ。真夏の激闘とドラマ、それは太平洋クラブ六甲コースで紡がれる。