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シニアツアー

〈1R〉 アマ・プロ共に最年長出場選手が健闘!

2016年07月30日

太平洋クラブのアマチュア予選会・グランドの部(70歳以上)で優勝し、マルハン太平洋シニア本戦の出場権を獲得した齋藤昌俊さん。79歳。ホールアウト後に話を伺うと、「楽しかったですよ。素敵なプロとご一緒でしたから。ありがとうございます」と、破竹の笑顔を見せた。

同組でプレーした新井規矩雄プロは72歳。「暑さとの戦いは大変でしたけど、試合は楽しかったです。2オーバーは上出来です」と、振り返った。

実は齋藤さんと新井プロは、不思議な縁がある。齋藤さんは、かつて新井プロの所属する日高カントリーの会員だったとのことで、「そうなんです。25、6歳の頃の新井プロを、コースでよくお見かけしてましたよ。今日、こうやって一緒に試合に参加できるだなんて、不思議なご縁ですね。初日の組み合わせが発表されてから、この日を楽しみにしていました」と、新井プロを見て微笑んだ。

一方の新井プロは「実は、今朝、齋藤さんからお声がけいただいて、びっくりしました。大先輩とご一緒させていただき、嬉しい18ホールをすごしました」と、サプライズの組み合わせだったことを明かした。新井プロは、年末から体重が5キロも落ちて、飛距離も出なくなったという。それでも、「齋藤さんのかっこいい振る舞いに、パワーもらいました」と喜んだ。

夏日のゴルフ場は、厳しい暑さが待っている。試合となると、緊張も増して、さらに厳しいコンディションになる。あと一日。二人の活躍に期待したい。