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シニアツアー

〔FR〕白石がシニア自己最高の63をマーク、通算10アンダーの4位に浮上

2016年07月03日

白石達哉(54)がインスタートで大爆発、シニア自己最高の9アンダー63をマークして、通算10アンダーの4位に飛び込んだ。「昨日もショートで3つバーディーをとれたし、アイアンの調子が良かった」という通り、11番パー5で1メートルを沈め、12番では10メートルを入れた後、12番80センチ、13番1・5メートル、16番パー3では30センチとピンに絡んだ。イン31出回ったときはまだ「全然何も思わなかった」というが、1,2番で取って通算8アンダーにしたときに「二ケタになればおもしろいかも」と思ったという。優勝した92年関東オープン最終日62には及ばなかったが、目標通り10アンダーでフィニッシュした。

これまで「決め打ちができていなかった。自分の思ったところに打てず、ボワーッと打っていた」という。この大会では「悪かったときはどこが悪かったが分かるようになった」という。青木功の弟子だが、JGTO会長に就任したため、シニアツアーで顔を合わせることもなくなった。「KYORAKUで会場に来たときに会いました。自分のスコアを知っていて、上がったときに『どうした』って。最終ホールでイーグル賞もらいましたっていったら、『順位上がってよかったな』って。気にしてくれているみたいでうれしかった」という。初優勝の報告も早くしたい。

「若い人が入ってくるから、まだシニアの雰囲気に慣れないうちに何とかしないといけませんね」と笑い、今後への手ごたえはつかんだ様子だった。