田村尚之（53）が上がり4ホールで３バーディーを奪い、通算９アンダーで６位に食い込んだ。「１、４番で取ったけど、ずっとパットが悪くて。最後で取れたってことです」と、チャンスを逃してきてちょっと不満そう。「最後（18番）はボード見たら８アンダーが多かったんで取りたいと思った」と、上３メートルの難しいラインを決めた。「納得はしていませんけど、まあ、まあ･･･ね」と、笑った。
今季は「レベルの高いところを目指しているからかもしれないけど、ショットが良くない」といい、スターツで２位になってようやく落ち着いてきたという。上位に何度も顔を出しながら初優勝が遠い。「きょうもカップなめて裏側１センチに止まるパッティングもあった。勝ち運がまだ、という感じですか」という。一番気にしているのは体調管理で、この大会でもホールアウト後に東京まで戻ってマッサージを受けている。「夏からは連戦も始まりますし、調子は上がってきたんで」と、なんとか「勝ち運」を引き寄せたいところだ。