秋葉真一（50）は「ナイスプレーでした」と笑顔を見せた。7バーディー、2ボギーの5アンダー67で4位につけ「一緒に回った羽川さん（７アンダー）が切れていたので、僕はついていくだけでしたけど」と振り返った。
1番でＯＫ、7番でＯＫ、12番でもＯＫと、羽川と「ＯＫバーディー合戦。またＯＫ？って感じでした」と笑う。今季はノジマチャンピオンカップでツアー2勝目を挙げた。「また来年もツアーでできると思うと、気持ちが楽になって（笑い）。最近はくよくよしないで、考えすぎないでゴルフをやれているのがいいのかもしれません」と、余裕が生まれた様子。
昨年11月のＩＳＰＳ・ハンダフィランスロピー初優勝のときは、慕っていた故佐々木久行プロと会話しながらプレッシャーを克服した。「実は佐々木さんがこのコースに一時所属していたので、福島での試合の帰りに寄って近くで一緒に飲んだことがあるんです。なんとなく巡り合わせを感じて。でも、今日は空見たけど、出てきませんでしたね」と、神妙な顔をした。「最終日、どうなんですかねえ。今日はプリファードライ（の適用）で球を拭けたのでいい条件だった。風とかピンの位置で難しくなるコースなんで。でも二ケタは絶対必要ですね。カギはティーショット」と、何かを感じるこのコースで逆転を目指す。