快晴、気温27・8℃、3・4メートルの南東の風が吹いた第1ラウンドは、アンダースコアをマークした選手が72名中、53名。バーディー奪取シーンが数多く繰り広げられた。ノーボギーの会心ゴルフで5バーディーを奪い、67をマークした高見和宏と2試合連続優勝に挑む崎山武志が首位にならんだ。
1打差の4アンダー・3位タイには今季すでに1勝を挙げている秋葉真一をはじめ、永久シード選手の尾崎直道、今季開幕戦優勝の飯合肇、シニア初優勝を狙う冨永浩、高松厚ら6選手。さらに1打差の3アンダー・9位タイには今大会がシニアツアーデビュー戦となった鈴木亨、昨年大会覇者の室田淳、P・マークセン、渡辺司ら11選手が続き、大会は大混戦の様相を呈している。
昨年大会の第2ラウンドでは、室田が63のビッグスコアをマークして首位の座を不動にし、最終日には54ホール競技最少スコアタイの通算19アンダーを達成したのは記憶に新しい。明日も「ビッグスコア」が出そうなムードが漂うだけに、バーディー合戦はさらに熱さを増すはずだ。