出だし1番ホールで、いきなりボギー。そのあと3、4番でバーディ。6番ボギーのあと7、8、9番と3ホール連続バーディ。11番でバーディ、さらには12番、パー5でイーグルと、一気に6アンダーとした台湾の盧 建順(ルー・チェンスン)。16番のボギーで5アンダーでフィニッシュしたものの上機嫌だった。盧は、日本のレギュラーツアーにも参戦、さらにシニア入りしてからは、米国のチャンピオンズツアーに参戦というキャリアの持ち主。
「米国のチャンピオンズツアーに6年間参加していたので、日本のシニアは、昨年のシニアオープン以来、2回目の参加となります。新規のトーナメントということですよね。大会の雰囲気もとっても良いですし、ここに集まってくださっているファンのみなさんも温かく応援してくださるし、参加させていただいて、本当に嬉しい限りです。日本は好きな国です」と語る。
今回は主催者推薦の枠で参加した。「今年は仰徳(ようとく)台日友好盃という試合で日本と台湾の対抗戦が行われ、スポーツの国際交流の機会が持たれました。私たちが良い形で台日の架け橋になれるといいですね!」と終始笑顔でインタビューに答える。
「箱根は本当にすばらしいゴルフ場ですね。でも、グリーンが難しかったね。ゴルフはパッティング勝負だから。2メートルを外した14番のバーディチャンスがもったいなかったですよ。3つのボギーも、悔しいですけど、明日に向けていい位置につけられました」と明日の試合でのゲーム運びに注目したい。