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<TCP選手権1R>洋芝対策も重ねた中山が3アンダー首位スタート

2017年09月21日
nakayama (2)

 東京都町田市のゴルフアカデミーイーグル18や埼玉県日高市の日高カントリー倶楽部で主にレッスンをしている中山勝人(43・A級)が好発進を遂げた。4バーディー・1ボギー69は第1ラウンドのベストスコアだ。2位とは1打差の単独首位で明日の最終ラウンドを迎える。

「ドライバーショットはフェアウエイをキープ出来ましたし、アイアンもショットラインが出ていました。グリーンが速かったのでコースマネジメントを優先してプレーした結果だと思います。風も吹いてコース難易度も高まりましたが、風を読み切れないホールでは安全策で攻めたのが奏功しましたね」と中山はこの日のゴルフを冷静に自己分析してみせた。

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 これまで6回挑戦し、自己最高成績は2010年大会(栃木県・烏山城CC)での8位タイ。PGAティーチングプロ選手権大会は、中山にとって「試合ならではの緊張感の中、自分の力を発揮できるかどうか、技量を推し量るのに最高のステージ」だという。

 6月は北海道で、8月には長野県軽井沢でアカデミーのゴルフ合宿があり、いずれも洋芝コースだったことで、選手権に向けての自分の練習、洋芝対策も同時に行うことができた。「2ラウンド続けて自分のゴルフをやり切れるか。それが目下の課題です」。

 課題クリアーで念願の頂点に立てる。この日のプレーをあと18ホール再現する思いで、明日の午前9時30分、アウトコースの1番ティーに立つ。