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通算7アンダーでトップ通過を果たした内藤裕之[/caption]
「PGAティーチングプロ選手権大会 ゴルフパートナーカップ2018」2次予選関東B会場が、9月11、12日の2日間、茨城県にある静ヒルズカントリークラブで行われ、136名が出場し47枠の本戦出場権を賭けて戦った。
大会前日には強い雨が降ったが、翌朝からコースのスタッフが全力で整備したおかげもあり、当日は最高のコースコンディションが用意された。しかし、スコアを崩さないようにと守りのプレーが多く見られた。最終ラウンドは、秋晴れの広がる中、涼しい風もコースに流れ込んだ。難しいホールロケーションだったこともあり、選手は険しい表情の中で次々とホールアウト。152ストローク、8オーバーまでの47名が決定した。
トップ通過を決めたのは、2015年に静ヒルズで開催された本大会覇者の内藤裕之(フリー・42歳)。トーナメントプレーヤーとティーチングプロA級、両資格保持者のレギュラーの部優勝は史上初の快挙で、PGA会員にとっても新たな光を見出したものだった。
現在内藤は北海道札幌市に在住し、ツアー出場を目標に練習に励みながら、地元でレッスン活動を行っている。「来月行われる静ヒルズでのセカンドクオリファイングトーナメント(QT)にエントリーしています。今回はQTの練習ラウンドも兼ねていたので、丁寧にプレーして、戦略を立てられました。そんな中で、いいスコアを出せたのでほっとしています」と、相性のいいコースでの予選通過に胸を撫で下ろした。
北海道胆振東部地震の影響もあり、地元札幌の練習場では節電のため、夜のレッスン活動は自粛したりと、内藤は思うようなゴルフ環境ではないが「10月はQTセカンド通過、そしてティーチング選手権2冠達成が、今の目標。今出来る精一杯の練習を続け、高いモチベーションを保ちたい。その結果、北海道にいいニュースを届けられたら嬉しいです」と、密かに期待を抱いている。今年のティーチングプロ日本一を決める大会に、関東からは実力者・内藤も含め総勢84名が本戦への出場を決めたのだった。
◇ 関東B会場 最終成績は
こちら>>
※上位47名が決勝進出
◇ 関東A会場 最終成績は
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※上位37名が決勝進出
○ 関西会場:有馬ロイヤルゴルフクラブ・ロイヤルコース(9月13日~14日)