内藤裕之(42・TP-A級)が、3年ぶりの優勝を1打差で逃した。「2回もダボを打ったら勝てないです。今日は自分の日じゃなかった」と首位でスタートしての逆転負けを振り返った。
3番でグリーン左奥のOBすれすれに打ち込み、何とか乗せたが3パット。その後4バーディーを奪って一時は通算7アンダーとし、2位に2打差をつけた。しかし、12番でも「1回目と同じように、フライヤーでグリーンオーバーして3パット。昨日に比べてショットが安定していなかったですね」と、2回目のダブルボギーで失速。その後はパーを重ねて抜け出せなかった。最終18番では、入ればプレーオフの7メートルのバーディーパットもカップをのぞいて止まった。
「もう運ですね。詰めが甘かったです」と悔しさをにじませた。