3バーディー、ボギーなしの69で3位につけた内海道生(38・TP-B級)は「ヒヤヒヤもあったのでノーボギーはよかったと思います。何とかパットでこらえた感じです」と振り返った。ヒヤヒヤの場面はまず6番。左のカラーからの寄せが「思ったより転がって」と3メートルオーバーしたが、これを入れた。8番では右に外してアプローチが3メートルと寄らなかったが、これも沈めた。この2つが大きかった。
3番ウッドを入れず、4番ウッドを使っている。「240ヤード前後飛んでくれるし、上がって止まるので」というのが理由。2番、16番の2つのパー5で2オンに成功したのも4番ウッドだった。2016年にTPに合格している。週5回、伊勢原ゴルフセンターで330人ほどの生徒を教えており、5人のティーチングプロのまとめ役をしている。「トーナメントだけじゃなく、スクールのリーダーとして勉強もしたかった」と、17年にTCPも取得した。現在はA級を受講中。「こうして試合に出られるのは楽しいです」という。最終日に向け「確実にフェアウエイをとらえていくこと。チャンスが来た時に勝負をかけられるようにしたい」と、優勝を思い描く。
「(生徒たちに)インターネットテレビで見てくださいと言ってきましたので、これで少しは格好がついたかも」と笑った。