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〈1R〉11年ぶりの勝利目指し、山崎はパー狙いでチャンスを待つ

2019年10月31日
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 山﨑良哉(43・B級)が2アンダー70で首位に並んで最終日を迎える。「このコースは曲げたらだめ。距離を落としてでもフェアウエーをキープして、グリーンに乗せてパーというスタイル。今日はピンチは……なかったですね」と、パーオン15回だったこの日のゴルフを振り返った。

 8番パー5では2オンに成功してバーディーが先行。10番ではピン下1.5メートルにつけた。14番では右1メートルにつけて一時3アンダーに伸ばした。「もう1つと思ってがっついてしまいました」と反省したのが17番。「下5メートルぐらいで真っすぐのライン。1つでも伸ばしたいと思ったのが間違いですね」と、1メートルオーバーしてしまい、返しを外すボギーになった。

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 この大会に初めて出た第10回大会で優勝している。大阪・堺市の泉北ゴルフセンターで個人レッスンを中心に活動している。レッスンは「きれいなスイングを作ること」と「1人1人の体力、筋力にあったスイングを作ること」と目標にしている。

 11年ぶりの優勝のチャンスが来た。「飛ぶ方ではないので、曲げず、パー狙いでチャンスをとろうと思います。がっつきそうになったら何とかこらえて、ストレスにならないゴルフを目指す。無事に終えて気持ちよくお酒を飲みます」。勝利の美酒にしたい。

(PGAオフィシャルライター 赤坂厚)

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