2バーディー、1ボギー、安定したゴルフで1アンダーをマークした青木洋明(45・A級)が、1打差3位につけた。「超デキ過ぎです。練習ラウンドでもここまでのスコアにはならなかった」と自分でもびっくりの好スタートになった。
「狙い通りの攻めができた」というのが8番パー5。「フェアウエイに絶対に置きたかった」と5番ウッドでティーショット。第2打を3番ウッドで「手前のバンカーでいいと思って」その通りに。バンカーから2メートルに寄せてバーディーと、マネジメント通りにいった。10番で思わぬフライヤーでグリーンをキャリーでオーバーするボギーになったが、16番パー5では第2打残り240ヤードを3番ウッドで4メートルに1オンするバーディーを奪った。
練習ラウンドでは「どんどん攻めたらみんな悪い方へ行った。こういうところに打つとだめというのが分かりました」と、文字通り「練習」になったのが本番で生きた格好だ。
高崎市のスポーレックゴルフクラブで週4回のレッスンを中心に活動している。「おばさまたちとワイワイ楽しくやっています。ゴルフは楽しいと思ってほしいので。私は仕事も趣味もゴルフなんで」という。
この大会は4回目の出場。「いつも初日にズッコケていました」というが、今回は初めて優勝争いをする。「自分なんて全然なんで」といいながらも「今日のように、うまくグリーンの真ん中を冷静に狙えたら」と、逆転優勝を目指す。