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〔大会前日〕名門・飯能がホームコース!ホストプロとして挑む鈴木

2020年10月05日
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 「第22回PGAティーチングプロ選手権大会 ゴルフパートナーカップ2020」が、10月6日、7日の2日間、埼玉県にある飯能ゴルフクラブ(6,910ヤード/パー72)で行われ、PGAティーチングプロ日本一が決定する。今年は新型コロナウィルスの影響を受け、例年開催していた研修会と2次予選は中止。スケジュールを新たに、出場予選会が全国5会場で実施されて424名が参加した。厳しい予選会を勝ち抜いた124名の選手が出場する。出場選手の平均年齢は41.5歳。ゴルフレッスンを主とする選手が一堂に会し、一年に一度のティーチングプロ選手権大会がいよいよスタートする。大会は無観客試合で行われるが、最終日はインターネット中継「ゴルフネットTV」上で、朝7時30分から戦いの模様を放送する。

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 会場となる飯能ゴルフクラブは、今年でコース開場60周年という記念の節目を迎えた。ゴルフ場は、井上誠一氏に従事していた名匠和泉一介氏によるコース設計だ。美しい松林にかこまれており、一見するとフラットな林間コースに見えがちだが、フェアウェイやグリーンには巧みなアンジュレーションが施されバリエーションあるショットが要求される。クラブハウスの目の前に広がる鯉ヶ久保池を中心に、ホールを重ねるたびに戦略性の高さを実感するコースレイアウトだ。第33回日本女子オープン(2000年)といった数々の公式競技が開催されているチャンピオンシップコースとして知られている。本選手権では既存のアウト・インを入れ替えて、終盤の戦いを盛り上げる。

 

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 飯能ゴルフクラブに所属する鈴木寛は、ホームコースでの選手権出場に意欲を示す。「飯能ゴルフクラブのメンバーシップは結束も強く、みなさんがゴルフライフを謳歌しています。今回、このような大きな大会開催に理解を示していただき、本当に感謝しています。所属プロとして週5回のラウンドレッスンをさせていただいておりますが、毎回毎回コースから新しい学びがあります。今年はこのような絶好の機会に恵まれたので、お世話になっているコースのみなさんに喜んでもらえるような、良い成績を目指したい」。

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 鈴木はホームコースでの戦いに甘んじないよう、口元を引き締めて「一年に一度の日本タイトルを狙える大会です。精一杯戦います」と、自分自身に誓いを込めた。参加選手がそれぞれの想いを募らせて、明日からの試合に臨んでいく。

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