大会最終日は、「エキサイティングフェアウェイ」が行われた。当日、ギャラリーの来場時に希望者を募り、抽選で5名が選ばれた。今回は、13組目の井戸木鴻樹、植田浩史、冨永浩と一緒に、1番ホールのフェアウェイを歩けるという権利。選手と同じ目線でティーショットからグリーンまで過ごせたラッキーな時間だ。試合の緊張感と、シニア選手の魅力を間近で味わえたようだ。
最終ラウンドは、トーナメントリーダーの盧建順(57)、トップを追いかける久保勝美(55)、倉本昌弘(62)の最終組が11時30分にスタートした。盧が逃げ切るか、それとも。後半に難しいホールが続くこのコースで、56代目の栄冠はだれの手に、シニアプロ日本一を決する最後の18ホールが始まった。