伊澤利光(50)が初めての「日本プロシニア」に挑戦する。今季シニアデビューし「全部初めてのコースなんで」と笑い「距離的には問題ないですけど、けっこうラフも長め。フェアウエイキープが第一です」と、2日に練習ラウンド、3日のプロアマ戦で回ったコースの印象を話した。
最も警戒するのは「風」だという。「練習ラウンドで回っていたら、アゲンストのホールを折り返したら、次もアゲンスト。あれと思って、今日キャディーさんに聞いたら、このコースは風がすごい回っているって。強くはないけど、風の読みが難しい。間違えると10ヤードとか違っちゃう」と、話した。
シニアデビュー後、7試合で最高はファンケルクラシックの3位。ファンケルでは長尺パターを使うパッティングのグリップで、左手親指をグリップエンドにのせて打つようにしたところから「ストロークも安定してきた」と、シニアツアーのグリーンのセッティングに苦しんできた悩みを解消しつつある。
公式戦に対しては「レギュラー時代からあまり意識していない」というが「(試合に)勝ちたい気持ちがある。成績もぼちぼち良くなってきたんで、チャンスをつくりたい。ピンにもよりますけど、一日3アンダー、4アンダーぐらい行きたい感じですね」と思いを明かした。