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シニアツアー

<事前>前年覇者ミスター・ルーは、台湾選手初の大会連覇に挑む

2018年10月02日
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 2017年の大会チャンピオンは、台湾出身の盧建順(ロケンジュン)。台湾出身のプロが、日本プロシニアを制したのは、陳清波(1981年)、陳健義(1983年)、謝永郁(1984年)、張春発(1985年)、陳志明(2002年)に次いで6人目の快挙だった。そして台湾人選手として、初の大会連覇を狙っている。

 今季はシニアツアーに10試合参加し、現在賞金ランキング14位と好位置につけている。「体調はいいよ。週に一回、台湾でしっかりストレッチとマッサージをしてもらっているから、ゴルフを続けていられる」と、ニコリ白い歯を見せる。9月の福岡セブンヒルズカップを終えて、2週連続で地元の試合に参加。先週はアジアンツアー「マーキュリー台湾マスターズ」に参加し13位タイフィニッシュと健闘した。

「レギュラーツアーで若い人と戦っても、まだまだいける、大丈夫と思う。今年を振り返ると、台湾で日本シニアツアー(富邦仰徳カップ)を開催して、7月に夢だった全英シニアオープンに出場。そしてディフェンディングチャンピオンとして、日本の公式戦に参加することができる。こんなに幸せな年はないです」と今年を振り返った。「だから、今回は感謝する気持ちでいいプレーをして、大会連覇をしたい。やっぱり・・・来年も日本でプレーしたいし、今年予選落ちした全英シニアオープンをリベンジしたい(笑)」と、すこし小さな声ではにかんだ。

 昨年に比べると、コース全長は7,018ヤードと約50ヤード延伸している。特に12番パー5ホールでは27ヤード伸びて612ヤードと、シニアにとってはモンスターホールになる。「ちょっと遠い。ドライバー、3番ウッドで進んでも、残り100ヤード残ったよ(笑)。パッティングのタッチも、去年とは印象がすこし違うから、ちょっと対策を考える。でも調子はいいからね、大丈夫。今年は12アンダーで優勝!毎日3アンダーを重ねていきます」と、高らかに宣言した。

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