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シニアツアー

<FR>鈴木は、米山先輩にあと一歩及ばず17アンダー2位

2018年10月07日
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 2位に終わった鈴木亨(52)は「誰か1人、いつもオレの前にいる」とつぶやいた。

 日大の2年先輩、米山剛と最終組でデッドヒートを展開した。2打差でスタートし、前半3バーディー、10番でも取って米山と2打差のまま後半勝負になった。ポイントに挙げたのが13番。「米山先輩がティーショットをミスしたのに、自分がボギーにしたこと。でも、先輩は付け入るスキはなかった。66でしょ。こっちは64以上出さなきゃいけないのに、先にミスしてはだめ。勝負あった感じでした」と、振り返った。

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 14番でもボギーとして後退。16、17番連続バーディーで通算17アンダーに戻し、2位を確保したが、最終18番で3メートルのバーディーパットを外して「悔しいですね、最後入れたかった」と唇をかんだ。ただ、今季苦しんでいたパッティングがこの大会では見事に復調した。「グリーンのコンディションがよかったし、光が見えてきた感じです」といい「どっちかというと自分は『秋男』なんで、自信もよみがえってきたし、メジャーで初優勝というより、まずどこかで勝ちたい」と、シニア初優勝の手ごたえはつかんだ様子だった。

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