コースには大きな青空が広がった最終日。そこにハロウィンカラーの鮮やかなオレンジ軍団がやってきた。同じウェア契約、同学年で体格もなんとなく似通った、久保勝美（５６）、崎山武志（５５）、清水洋一（５５）の３兄弟がシニアツアーの名物だったが、昨日の決勝ラウンドから、４つ歳の離れた義理の弟・柳沢伸祐（５２）が新加入し、新４兄弟として参上した。
柳沢は、義理の弟ということで、３兄弟のコーディネートとは違いがある。「バイザーを着用しているのとスパイクの色が違うから、見分けつくでしょ。３人もバイザーにすればいいのにね」と柳沢が提案すれば、久保は「え、ぼくらバイザーは意味ないでしょ、ムリ」と笑いを誘った。
次男の崎山は「いやー、こんなに大勢のお客さんが、おじさん４人衆を見に来てくれて、嬉しいです。来年もお揃いで登場しますから、また応援にきてください！」と照れくさそうに笑った。
同じウェアの４選手が揃うと、名前を間違えそうになるかもしれないが、スイングや人柄にユニークな特徴がある。シニアツアーで、お気に入りの選手を見つけて、シニアツアーをもっと楽しんでもらいたい。
