PGAコースセッティングアドバイザーを務める田中秀道(47歳)が、ゲームを大きく左右するホールロケーション決めを行った。今年はファンケルクラシックでも「魅せる」演出をして、選手を一喜一憂させ、ドラマを作り出し、手腕が評価された。
今年の日本プロシニア、最終日の見所は「シニアの明るく元気のいいプレーから、締まった切れのあるかっこいいプレーをみてもらいたい。サンデーバックナインは、グリーンの左奥目の、難しい場所にピンを決めました。選手がどうマネジメントして、スコアメイクにつなげるかが観戦のポイント」と話す。ロケーションはタフに見えるが、その分ティーグランドを前方にしていたりと、フェアさは残したコースセッティングになっている。
いよいよ最終日。選手を悩ますホールロケーションと、コースを吹き抜ける風を攻略した選手がチャンピオンに輝くだろう。