現在、賞金ランキングを独走するプラヤド・マークセン(52)が、最終組首位スタートのムービングサタデーで失速。スコアをひとつ伸ばすにとどまり、首位に5打差の3位タイとなった。
この日は、苦手とするパッティングを、最後まで決められなかった。
3つのバーディーは、すべて長い距離のパットが沈められたが、1~2メートルのバーディーパットを入れられず、ストレスの続くラウンドだった。そして最終18番ホールで、まさかのトラブル。先に打った米山のショットがバンカーを越えた。それをみたプラヤドも、ドライバーで続いたが、アゲンストの風が吹いてきて、バンカーへ。目玉となってつかまってしまった。得意とするパー5をボギーとし、後味の悪いラウンドになった。
「パッティングが決めきれない。どれだけバーディーパットをとりこぼしたのかわからないよ(笑)。今日は朝練習しすぎたから、明日は練習しない!」と、練習嫌い、練習はしないと自分のペースに戻すと宣言。さらに「全力でプレーするので、みていてください」と、マークセンはにやり笑った。