柳沢伸祐(52)が華々しいスタートから、一転して崩れ、最後に持ち直す1日で、通算10アンダーの3位タイに踏みとどまった。
8アンダーからスタートし、1番パー5で第2打を奥のエッジまで運んでバーディー。2番パー3では3メートルにつけ、3番でも2メートルと3連続バーディーで一気に11アンダーとし、この時点で首位になった。「気持ちよかった」と振り返る。
しかし、7番で「横風をアゲンストに感じて凡ミスした」と、グリーン手前のバンカーに入れて流れが変わる。9番パー5でバーディーを奪ったが10番でボギー。13番でも「アゲンストと思って打ったら、グリーン奥に消えていった」とボギー。「風の読みがね。米山さんは低い球で距離感を出していたけど、俺は出来なかった」という。その後はしのいで17番で6メートルのバーディーがきて「ギリギリ踏みとどまった感じ」と、首位と5打差ながら逆転圏内に。「明日は最低限60台に、プラスアルファがあれば。今から低い球を打つ練習をしなきゃ」と、風対策をたてる。