高橋勝成（６８）がエージシュート目前の３アンダー６９をマークして、通算５アンダーで６位につけた。「なりかけたね。エージシュートがちらちらしながらやってましたよ。結構いいゴルフができたと思う。後半、３メートルぐらいのチャンスが何回かあったんだけどね」と、ちょっと残念そう。それでも好スコアに満足そうな表情だった。
インスタートの１６番で２５度のユーティリティーを使い、２メートルにつけるバーディーが先に来た。１７番でボギーにしたが、１８番で３打目を深いラフから１メートルにつけるアプローチも披露。折り返して１番で２メートルを決めてからは、バーディーが止まってしまった。最終９番で２．５メートルを入れたが、エージシュートに１打足りず。それでも、公式戦の舞台で予選通過。しかも優勝圏内に入ってきた。
「大したもんでしょう」と胸を張ってみせる。年齢を重ねるごとに落ちてくる飛距離を補うため、最近は使う場面が多いユーティリティーの練習を多くしているという。１９度（１９０ヤード）、２２度（１８０ヤード）、２５度（１７０～１７５ヤード）を使いこなしながらのプレーになっている。「ここはラフはだめ。明日からも入れないように、入れないようにやっていきます」。エージシュートと、さらに上位を狙っていく。