尾崎直道(62)からまず出た言葉。「マークセンに1打負けた!ドライバーで勝負したけど…50ヤード負けた!」。それでも、2アンダーで8位と好発進した。
「今日は75と隣り合わせの70。一生懸命スコアメークしながら、これ以上は伸びない70だった」と振り返る。ドライバーもアイアンもよくなかった。パッティングがよかったから持った」という。インスタートで1つスコアを落として折り返した。転機になったのは1番。第2打を3番ウッドで「エッジまで235ヤードだったのに、手前のバンカーまで届かなかった」というミスをアプローチで2メートルに寄せてバーディー。6番では1.5メートル、7番では左ラフから2メートルにつける連続バーディーで2アンダーとした。
2014年にこのタイトルを獲得した。「コースは嫌いじゃないんだ。でも距離が伸びて、オレの飛距離は落ちているから苦しいね」という。それでも、悩んでいる腰痛の兆しがない。「先週から8日間、クラブを振らずにこの大会に備えてきた」と、十分休養を取ってきた。「最後まで粘ってみましょう!」と、いつものようなセリフもでた。