プラヤド・マークセン(53)は、15番での白潟のトリプルボギーをスコア提出後に聞いて、がっくりとした。「知らなかった。ボードが17番になかったし」。この日は17番のスコアボードは使用されていなかった。9アンダーでこらえてきて、17番では2打差につまっていた。しかし、右の斜面に打ち込み、第2打でピン手前にグリーンカラーへ。アプローチでクラブを振り下ろした瞬間に「18番のティーショットの音で」とダフって寄らず、ボギーにした。最終18番パー5でイーグルを逃したが、バーディーで通算9アンダーの2位に入ったが、悔やまれる終盤だった。
「きょうはドライバーが後半、フェアウエーに行かなかった。グリーンに乗せることはできたが、スピードが遅くて、みんな届いていないのを分かっていながら私も届かなかった。我慢、我慢だった」と振り返った。
賞金ランク1位(4235万円)は安泰だが、ランク2位ウィラチャンが同じく2位に入ったため、約1000万円差は変わらない。今後、シニアツアーはあと2試合を予定している。「でも、この大会は日本人ウイナー,OKね」と最後は笑顔を見せていた。