タワン・ウィラチャン(52)が通算9アンダーに伸ばして優勝争いに加わってきた。インスタートで16番から猛チャージ。2メートルを入れた後、17番で6メートルを沈めて18番パー5へ。ピン左に2オンに成功した。「18ヤードぐらいあった。2パットでいいと思ったけど、ラッキーだった」というイーグルが決まって、小さくガッツポーズも。折り返して1番2メートル、2番3メートルと、5連続バーディ以上でスコアを伸ばした。
それでも、最終9番パー5の第3打でシャンクしたのがショックの様子。4打目で寄せて1.5メートルのパーパットを入れたが「パーをとれたのはラッキー」と、微笑みながらの苦笑い。「コースコンディションは素晴らしいのですが、私のドライバーの調子がよくない」と話した。
台風19号の影響を考慮して12日土曜日の第3ラウンドの中止が決定した。台風の経験は?「1度も経験したことがないです。台湾で地震を経験しましたけど」。タイを含め、さまざまな国でプレーしているウィラチャンだが、台風は初めての経験になる。中止になって「あしたは食べて寝ています」と話した。
最終ラウンドのプランは?「日曜日も中止になってこのままいい位置でいたいです」と笑った後「ノープラン。初日のようなプレーができれば」と、この日の66よりも、第1ラウンドの69の方が、自分としては納得がいくラウンドだったようだ。