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シニアツアー

<1R>前年覇者・米山は首位に1打差、あわよくば優勝狙う好発進

2019年10月10日
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米山剛(54)が4アンダー68で第1ラウンドを終えた。インスタートで「法定速度30キロの道を27キロでゆっくり走っている感じだった」と、序盤は首をかしげるシーンが多かったが、15番で6メートルのバーディーパットを決めてから速度アップ。17番では10メートルほどを入れ、18番パー5では25メートルぐらいのイーグルパットをOKに寄せて連続バーディーを奪った。

 折り返して1番パー5で2オンしながら3パット、2番も3パットボギーと崩れかけたが、そこは昨年優勝して「大好き」というコースで立て直した。7,9番でバーディーを決めて「最高のスタート。一緒の組の(倉本)会長のプレーが速いので、リズムが取りやすかった」と振り返った。今年は成績が今一つ上がっていないが「調子は悪くないのに成績が出ていないだけ、と言い聞かせよう」と落ち込まない。「これまでショットに不安なところがあって、攻めきれずに弱気になることもあった。ショットが良くなって楽しくなってきた。ショット力に自信が出てくれば、前向きに狙っていける」と、きっかけをつかんだ様子だ。

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 連覇は「考えていない」といいながらも「今季はベスト10に2回しか入っていないから、ここはベスト5。あわよくば優勝争い」と、目標も高くなりつつある。「新東名高速道路みたいに、法定速度120キロのところを120キロでいきたい」と第2ラウンド以降、ギアチェンジをしていく。