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シニアツアー

【指定練習日】田中コースセッテイングアドバイザーが今年のポイントを解説

2020年10月07日

 

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 サミットGCでは8年連続での開催となる。今年は4日間の天候が気になるとところ。コース状況や、ホールロケーションについて、田中秀道コースセッティングアドバイザーに聞いた。

 「今年は思ったよりラフが長くなっていない。4日間雨予報で、グリーンはアンジュレーションもあるが、高いところに切らないといけないかもしれない。頭の中がパンパンになっています」と、苦笑いした。

 日本タイトル、公式戦らしいセッティングというのを、どう考えているのだろうか。「距離が長ければいい、難しければいいというものではないと思います。ピンの位置、それを狙うアングル、4日間、いろいろな番手を使い、ドロー、フェードなど球筋もいろいろ使う。14本のクラブを使ってもらいたいと思っています。日本と名の付く大会ですので、止める、転がす、いろんな技を見せてください、ということです。シニアが持っているたくさんの引き出しから、僕らが引き出していくという気持ちです」と話した。スコアを想定したセッティングはしない。「はまればいいスコアが出る、プロとしていいゴルフができる、そんなニクラウスの作り方が好きです」という。

 今回はティーをどうするかが大事になるという。雨の予報もある。「雨の中でランも見込めないので、ピンを狙う気がなくなるようになると、選手も面白くない。最終日、レインウェアでもいいチャンピオンを、みたいな試合になれば」と話し、コース視察に向かった。

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